ななさかさんぽ（２）

よっつめのさかはあいぜんざか。おおさかさんだいまつりのひとつ、あいぜんさんのあるところやね。このへんはれいにんちょう、ってゆうんやけど、ねーちゃんがいつかすみたいなあ、とおもってるところなんやて。

おはなしにでてくるおおえじんじゃのいしだんは、このいしがきのむこうやね。あいぜんさんはえんむすびのかみさんやけど、ありすさんのあいぜんざかはえらいせつないはなしやったなあ。

おつぎはきよみずざか。おおさかにもきよみずのぶたいがあるんやで！おはなしにでてくるきよみずでらにはほんまにちっこいたき、たき、ってゆうたらたきがないてしまいそうなほどのちょろちょろのたきがあるねん。ねーちゃんは、ちっこいころ、ばーちゃんのじてんしゃのうしろにのっけてもろて、よう「おたきさん」をみにきたんやて。

すらいむはこのさかがいちばんすきかも！くちなわざかもええけど、こっちのほうがしゅっとしててかっちょええとおもう。

こんなんゆうたらおこられるかもやけどおつぎのてんじんざかはちょっとかげがうすいねんな。ほかのさかがみんなこせいてきやからよけいそうおもうんやろな。ありすさんのおはなしにはあのよのひとまでおもてなしするごっついきまえのええこりょうりやさんがでてきてたけど、かんせいなじゅうたくがい、てかんじ。

なかなかええふんいきやね。ねーちゃんはてんじんざかのおはなしがいちばんよかったんやて。

さて、きたからみなみにむかってななさかをおりたりのぼったりして、さいごにつくのはおうさか。あうさか、とかいておうさか。ってーかこくどう２５ごうせん。のぼりきったところには、してんのうじさんがあります。

ひとどおりもくるまのとおりもおおいのでねーちゃんのてもとがくるってせつめいぶんがぜんぶうつっておりません、すらいむがおわびをもうしあげます…。

いっしんじさんも、つうてんかくも、みえてるな。ちなみに、ひだりはしにうつってるのはねーちゃんがだいすきやったひとがむかーしすんでたまんしょんやで、ひひ。

いじょう、すらいむぷれぜんつ！てんのうじななさかさんぽでした。おおさかのどまんなかにありながら、なーんかそれぞれにふしぎなこせいがあって、ええとこやで。みんなも『まぼろしざか』かたてにさんぽしてみたらええんちゃうかな？あ、けいとのぼうしだけはやめといたほうがええとおもうわ、ほんまに！