2025年11月23日日曜日

ともがしま、しまさんぽ

いやあ、ほんまに、さいっこうのしまさんぽでした、のこうふんも冷めやらぬままつらつらとかきなぐっていくでー


きょうのもくてきちはともがしま。あさ6時40分発の空港急行にのり、普通電車にのりついできのかわでのりかえ、加太さかな線で終点の加太へ。駅からてくてく歩いてともがしま汽船のりばまで20分。そしたらまさかまさか、どひゃーの大行列!みんなよう知ってはるなあ。9時発の便にはのれず、9時半発のりんじ便にどーにかのることができた。


おふねにのりたかってん、とにかくおふねにのって、しまにいきたかってん。けっこうぎゅうぎゅうづめのともがしま号にのって、約20ぷん。あおいうみ、あおいそら、ときおり関空をめざすひこーきがとんでいく。とんびさん、かもめさん、どどどどどーっていう汽船のおと。野奈浦桟橋についたらぎゅうぎゅうづめのひとたちもみんな思い思いのほうこうにあるきはじめて、しずかでゆうがなしまさんぽのはじまりはじまり。


やま、というほどではないけど、それなりに傾斜のあるみちをのぼって第三砲台あとへ。明治時代につくられたっていう砲台はいまはもうみどりに侵食されて、しずかにしずかに朽ちるのをまっていた。



さらにのぼってたかのす山展望台へ。119めーとるのかわいい山、登頂。あれにみえるは淡路島。そうそう、ともがしまは古事記とか日本書紀とかにでてくるおのごろ島なんちゃうか?といわれてたりもするんやで。



展望台でぼーっとしたらつぎはくだり、孝助松海岸へ。うみのほうまでおりてみたりして、ゆっくりした。すばらしいながめ。


ともがしま灯台。いやあ、あおいそらに白が映えるなあ!


第二砲台跡。だいぶ崩れてる。


池尻海岸まで、右はうっそうとした森、左はうみ、というさいこうのさんぽみち。廃業してしまった旅館も。10年ぐらいまえまではどうにか営業してたみたいやねんけど、あっという間に古びてしまうんやなあ。



しまのはんぶん、約2時間半でぐるっとまわってもどってきたらかえりのおふねも大行列。100にんちょっとしか乗られへんからしゃあないな。かんこうしーずんのおやすみの日やもん。

1時まえに加太港にもどってきて、ゑびすやさんでかいせんどんをいただきました。ねーちゃんが出先でたべものにありつくのはとてもめずらしいな笑。はまちもたいもさばきたてのぷりぷりでおいしかったで。


めでたいざぶとん笑
めでたいでんしゃにのって、かえるで。


和歌山市駅まで出て、さざんでぴゅーっとなんばにかえってきたんが4時半。日帰りでじゅーぶんたのしめる、ほんまにほんまにさいっこうのしまさんぽでした!ありがとう!!

2025年9月14日日曜日

すらいむたちのなつやすみ '25 やま編

8がつ20にち


ついにやってきました、あこがれの伊吹山!!!
おーさかのちかくで、気軽にのぼれるやま、をしらべていたときに、意外にも伊吹山にはとてもかんたんにのぼれることが判明
それというのも、なつのあいだだけ、伊吹山登山ばす、っていうのがあって、米原駅から、9合目のすかいてらす(この写真のとこ)までさーっと連れてってくれはるねん
11時15分発のゆっくりすけじゅーるやし、かえりは薬草湯があるじょい伊吹、っていうとこもつれてってくれはるし、めっちゃおすすめ


のぼりは中難度の中央登山道こーすを選択
約20ぷん、500めーとる、とのことやけど、やっぱり何度かこころ折れかけたな
けどどらくえうぉーかーのはしくれとしてそんな恥ずかしいことはできひんので、がんばったで!


20ぷん、のところを40ぷんぐらいかけて、伊吹山登頂!1377めーとる!


やまとたけるのみことさんもおいわいしてくれます

山頂にはごはん食べれる山小屋が数軒あったけどやっぱりおにぎりとお茶がええよなあ
こんど山のぼるときはぜったいおにぎりもっていこ



やまの天気はかわりやすいとはよくゆうたもんで、山頂付近をおさんぽしているあいだにもやもやしてきてしまった
すかっと晴れてる日にはびわこも見えるらしいねんけど、まあ、しゃーない
のぼれたことに意味がある

かえりは低難度の西登山道こーすを選択
約40ぷん、1000めーとる、ゆるやかなこうばい、ということなんやけども慣れてないもんで1じかんはかかったな
降りるのはむつかしいね、ひざがくがくするし


伊吹山といえば薬草とかお花がゆうめいなんやけど、ほんま、もうしわけない、
あるくことに必死で、ああ、かわいらしいおはな咲いてるな、と思っても、あしを止めるゆうきがなかった
もうちょっと余裕もって、やまあるきできるようになりたいなあ

かえりのばすさんは15時20分発
ねーちゃんみたいなどしろーとでもちゃんと間にあった
すかいてらすでそふとくりーむなどたべて休憩、


してたらしかさんを発見
しかさん、くさ食べ過ぎで伊吹山だいぶはげはげになってるらしい
土砂崩れの原因にもなってるらしくて、かわいらしいけどもなんとか共生する方法、かんがえていかななあ


そしておたのしみ、いぶき薬草湯たーいむ!
汗だくやったしあしも痛かったし、露天風呂と薬草湯ですっきりHPかいふく
ふもとから見上げる伊吹山もよろしいな!
あんなおおきくてりっぱなやまにのぼったんやなあ…って感激もひとしおや

ほんで6時まえにちゃーんとまたばすさんがお迎えに来てくれて、米原駅まで送り届けてくれました
いたれりつくせり

うみにも行った、やまにも行った、
すらいむたちは2025ねんのなつやすみをまんきつしたで!

すらいむたちのなつやすみ ’25 うみ編 

7がつ16にち


いろんなことがいやになってうみにいったよ
南海電車にのって、樽井まで
壁だけでそれなりにりぞーと感をかもしだしてるのはすごいな!


うつさへんようにしたけど実はふりむけばいおん!という立地なんやで


びぃるもいただいてそれなりにうみを満喫
電車で1時間のとうひこう、ってやつや

7がつ26にち


もっとほんかくてきなうみにいこう!というわけでおともだちと片男波海水浴場へ
みんなでならんで甲羅干し
和歌山市駅からはばすさんが連れてってくれるで


おともだちは泳ぎにいったから、ねーちゃんはぱらそるの下で読書&びぃる
天国か!


でもせっかくやから、ねーちゃんも短ぱんにはきかえてうみでちゃぷちゃぷ
うん十年ぶりにうみに洗われるかんかく、たまらんかったらしい
まりりんも波乗りをたのしんだ


あおいそら、どこまでもあおいそら、いいとこでした!
いいとこすぎておともだちのしろたんが帰りたくないよぉといいだして片男波の子になってしまった…しろたんとは一緒に佐渡島まで行った仲やけど、達者でな…

7がつ30にち


うみではないけどみずべを求めて京都水族館へ
おおさんしょううおさんにあいたかったんやわ
しかし暑い!はれーしょんほいちゃんである


うわさどおりのでっかいやつやった
のっそりのっそり


ひゃあ!どはくりょくごまちゃん!


どりーみんぐほいみん
水族館のなかはすずしくて、見た目もすずしくて最高やったけど、駅までの道がもうほんまにあすふぁると溶けるんちゃうか、いうくらい暑くて、京都をおさんぽ、というわけにはいかんかったやで

8がつ2にち


さらにもっかいうみ!同じく和歌山県の磯の浦海水浴場
ここは便利で、和歌山市駅から加太線に乗り換えて磯の浦で降りたらもう、すぐ、うみ!
天気もええし、大盛況!


遠浅で、こんなかんじのええ波がくる海水浴場らしくって、さーふぃんしてるひともようさんいてた


ねーちゃんはやっぱり、うみのいえでびぃると読書です


うみのいえめし
こういうとこで食べるかれーとからーめんとかやきそばとか、ほんまおいしいよな!

うみを見下ろせるとこに、ぐりゅっくさん、っていうさいこうなかふぇがあるで
夏のあいだだけやなくて、一年中やってはるらしいから、また季節かえてふらっと本読みにきてもええなあ

それにしてもよう飲みよるなあ笑


2025ねんのなつやすみ、ようさんうみに行きました!
やっぱりなつはぴかぴかに暑くて、そらもどこまでも青くて、げんきにびぃるを飲むのがええな!


おまけ ː 強敵がうつしてくれたねーちゃんのうしろすがた
こんなくろいかっこしてるひと、あんまりうみにはおらんけどな……

2025年4月16日水曜日

吉野の(苛酷な)さくら

ねーちゃんはさくらが好きや。今年はついにさくらの本拠地、吉野へ向かうことにしたらしい。人生初吉野、さて、って検索したらえらいややこしいんやわ、吉野口、とか吉野神宮、とか吉野、とか駅がいっぱいあって、ばすもなんやらようわからんくて、ほんでひと様のぶろぐみても広告うじゃああ出てくるし、もうええわ、とりあえず吉野行ったらどうにかなるやろ、ゆうて、なんも見んと、出かけた。

朝7時10分大阪阿倍野発の急行に乗る。橿原神宮以降各駅停車、急行とは…?となりつつそこは山間部のゆっくり電車、ちいめだ、ほこら、拾い放題♪ 8時54分着、やったかな、まあ約2時間といったところやね。

ばすよう分からんし乗られへんかったら歩いたらええねんやろ、てねーちゃんゆうてたけど、駅についたら目の前でばすが待っててくれて、さくーっと「中千本」というところまで連れてってくれた。さくらしーずんはじゃんじゃんばす走ってるらしいからあんまり気にせんでええ、ということや。

「中千本」からもちょっとだけ歩いた「竹林院前」ゆうとこから「奥千本」までばすが出てるねんけど、ここは行列ができており、「並ぶのと歩くのとまあだいたい同じぐらい」、て言われたから、さいですかー、ゆうて元気よく歩きはじめた…

んやけどうそやでー!!ぜったいうそー!!ぜったいばす乗ったほうがいい!!ものっそい急こう配なんやわ!ずーっと上り坂!5分ほど歩いたところでねーちゃん全身これ心臓、みたいな動悸と息切れにおそわれて無理…これ無理…引き返す…って弱音はいたんや…

肩で息してたちすくむねーちゃんのかたわらを談笑しながらとおりすぎてゆくねーちゃんより年配の方々…なんなん…すごない…?ねーちゃんもふだん歩いてへんことないで?堺まで歩いてみたり尼崎から歩いて帰ってきたり、あほみたいなことばっかりしてるんや、これはまけてられへんで!と右手にすらいむ、左手にほいちゃんを握りしめ、目のまえの一歩に集中して、ゆっくりゆっくり、再び歩きはじめた…のだった(♪ろっきーのてーま)

そもそも下千本、中千本、上千本のさくらはもう散りはじめており、ようやくお!と思える光景に出会えたのは吉野水分神社のあたり。1週間ほどおそかったんかな。


これはその吉野水分神社の境内。門前にすわってたおじさんが中のさくらきれいやでえ、って教えてくれたからほな階段がんばってのぼるわー、ゆうてむりくり立ち寄ったとこ。ほんまは一歩でもよぶんに歩きたくない…と思っていた。この時点でまだ半分なんやもん。


高城山展望台にとうちゃく。これをのぼるんかあ……というまたこれ急な道をのぼった甲斐が、あったで!



ようやく上り坂にも少し慣れたころ、金峯神社の修行門がどどーんと見えてくる。「奥千本」行きのばすが着くとこ。この時点で11時。1時間半ほどかかったね。で、奥千本のさくらは修行門をくぐった先、「西行庵」のあたりから「安禅寺蔵王堂跡」ゆうとこまで歩かなあかんねん。修行門のとこにおった人が、「西行庵まで20分ぐらい、上り坂やけど」てゆわはったから、20分ぐらいやったら、と思って歩きはじめた…

んやけどうそやでー!!ぜったいうそー!!しかもこんな道やで!まさに修行!


昨日の雨でぬかるんだところもあるし、てすりにしがみついて一歩ずつのぼっていくしかない。うっそうとした杉の木立を抜けたらそこにはようやく奥千本のさくらが!



せやねんけどな、よおく画像をみてもらったら分かるやろけど、さくら、ほとんど、若木やねん。ほんで切り株がめっちゃ目立つねん。杉とか檜とかに植え替えたこととか、自然災害とかで、めっちゃさくら減ってるねんて。「22世紀吉野桜を愛でる会」さんが献木をつのってはるねんけど、すらいむが生きてるあいだには、りっぱなさくらがぶわああああああって咲き誇る感じには、ならんやろうな。苛酷な山道を歩いていかな会われへん、奥千本のさくらやから、きれいに再生してほしいけどな。

そんなわけで献木1本5まんえん!いかがですか!


修行門まで戻ってきたら12時半。まーたここでも1時間半かかったね。とにかく苛酷なとこでした、奥千本。帰りはおとなしくばすに乗り、「竹林院前」まで。まいくろばすみたいなんが、時刻表無視で次から次にはしってるから、ここでもあんまり、時間は気にせんでええで。

「竹林院前」からはゆっくり参道を歩いた。「中千本」と言われてるあたり。おみやげものやさんやらお寺やら神社やらがずらーっと並んでて飽きない。ぶっちゃけ疲れ果てていたので、「吉野山駅」からろーぷうぇいに乗った。このへんが「下千本」と言われてるあたりになるんやろね。


以上、めっちゃながくなったけど初吉野れぽーと。結論として、どれだけ混んでいるにしても、1週間か10日はやく、吉野駅からはろーぷうぇいで吉野山駅まで行き竹林院あたりまでおさんぽ、というのが吉野のさくらをあんまり苛酷でないやり方でたのしむ方法やろな。ちなみに電波がよろしくなくてどらくえうぉーくは水分神社あたりであきらめた。たぶん2万歩ぐらいは歩いたと思うで。ねーちゃんみたいにいろいろ調べるのめんどうなひとは参考にしたってな。


ねっしんに復習するすらいむとほいちゃん。