2022年9月14日水曜日

はじめてのすらどらさんぽ

やほー、みんな、ひさしぶり。
ほんまにほんまにひさしぶり。
ごぶさたしてるあいだにほんまにほんまにいろんなことがあって
すらいむたちはみんなしつごしょうになっとったんや。

せやけどこないだねーちゃんが車のめんきょをとったんで
みんなどこつれてってくれるんやろかってわくわくぴきぴきしてる。
しつごしょうからふっかつするために漢字もちょっとだけおぼえた。
ええやろ?

とりあえずきょうは、ねーちゃんとほいちゃん2号が運転のれんしゅうに行ってきた話をするわな。

*****

どーもほいちゃん2号です。
ねーちゃんがおーさかで運転するのんこわい、ゆーから、
いちばんのおともだちがすんでる白浜まで、くろしおにのってやってきました。
いっつもすらいむたちを車にのせてくれてたおともだち。
めんきょ、とったでー、ってほうこくしたかったんやて。

白浜えきについたらさっそくぱんださんの足跡をはっけん。
さすがぱんだ王国やなあ。


きょうはまだばすでいどう。
みなかたくまぐすさんのきねんかんをめざすやで。


なんかへんな子がおるなあ…こんなん好き…
このええ感じのとんねるをぬけて、けっこうきゅうな山みちを歩きます。
たどり着いたらいきもきれぎれあせもだくだくでしゃしんとるのわすれたってさ……

きねんかんはこじんまりしたしずかなとこで、おくじょうのてらすからはごくじょうのけしきが見えるねん。
とにかく見たってや。





館内にはくまぐすさんの本もようさんおいてあって、すわって読めるようになってるよ。
あんまり人もおらへんし、のんびりしたい人にはおすすめぽいんとやね。
くまぐすまんだらのTしゃつも買えます。

番所山公園をかるくさんぽ。
ねーちゃんのかるく、はかるくちゃうで、って1号から聞いてたけど…ほんまにどこまでいきよるんやねん、でっかいりゅっくしょったままひとりでとことことことこ、心配でしゃーない、けど、ええとこでなあ。だーれもいてへんねん。へんなおんがくもながれてへんねん。そら、歩きたくなるよなあ。





ええやろ、ええやろ、さいこうやろ、こんなけしきひとりじめやで。
ねーちゃん、子どものころばーちゃんとおかんにつれられてよく白浜まできたらしいねんけど、こんなええとこあるのん、しらんかったって。


気づいたらこんなはじっこまでひとり(といっぴき)で歩いていましたとさ。

ひかげを見つけたのできゅうけい。
何時間でもここにいられる気がする。
おかん、海すきやったなあ、つれてきたりたかったなあ…ってちょっとだけねーちゃんないてた。


みずもめっちゃきれいやろ?


ひとり(といっぴき)でしんみりしてたらなんか潮がみちてきたよーな…
また、来るわな。

***

でっかいりゅっくをしょってもときた道をもどり、ばすにのって、とれとれの湯ってとこで汗をながしておともだちと合流。
そのあとはまあ、のむやろ、のむやろ、ほんでよっぱらって夜の白良浜でねころぶやろ、おともだちのおうち、砂だらけやで。
ごめんな?

***

さて二日目。
えき前のれんたかー屋さんで車をかりて、さあどらいぶのはじまり。
目的地はねーちゃんがさいきんとにかくむちゅうの中上健次さんの生まれたとこ。
ほいちゃんはここでみているからがんばるんだよ…?


ってなー!
めんきょとってまだ19きろしかはしったことないくせに
やく100きろ先の新宮まで行こうとするなんてむぼー、むぼー!
うしろはしってたひとほんまにごめんな、
ねーちゃんあれでもいっしょうけんめいあくせる踏んでたんやで…

っていうかんじで
いのちがあったことをかみさまにかんしゃしたいほいちゃんであったよ。

がっちがちのこっちこちでたどり着いた新宮。
ねーちゃんがずーっと読んでた本のせかいは、とてもせまいところやった。
あんなせまいところから、あれだけのせかいが、うまれたんやなあ。


かすがのふみきりあたりから


夕方には車かえさなあかんから、このぱねるにたっちしてとんぼがえり。
とにかくとにかくたどりついただけやねんけど
ぜったいぜったい、またあらためてくるからね。

帰りは海ぞいをばびゅーんと。
ねーちゃんは、ほとんどひめいをあげながらあくせるを踏みしめていました。

こんなわけのわからんどらいぶにいのちがけでつきおうてくれたおともだちにはどんだけお礼をゆうても足りひんな。
おおきにな。

***

れんたかー屋さんに車をかえしてさてくろしおに乗ろう、としたら
おーさかのほうで雨がふったらしく、うんきゅう、のおまけもついたけど
まあほんまに、生きてるだけでまるもうけ、のわかやまえんせいやったで。
どらいぶ中もひっしすぎて、まわりのけしきをみるよゆーなどなかった…
もっともっととっくんせな、すらどらいぶにはいかれへんでー。
って、かえりを待ってたすらいむたちにほうこくしました。
ほいちゃんは、どらいぶよりおさんぽのほうが好き…と思ったのでした。

おわり。